1. フロー生成

フロー生成機能は、GASコードをビジュアルなフローチャートとして表現し、コードの構造や処理の流れを直感的に理解できるようにします。

1.1 基本的な生成フロー

フロー生成には、0から作成するか、既存のフローを変更するか2つの方法があります。

0から作成

フロービュー右上の「フローを生成」ボタンを使用して、新規フローを作成することができます。

1. 現在開いているGASファイル全体を解析してフローを生成します。
2. フローの生成完了後、自動的に各ノードの詳細情報を取得します。

既存のフローの変更

コードブロックのフロー生成ボタンを押すと、既存のフローを踏襲して新しいフローを生成します。

1.2 ノード詳細情報

ノードの詳細情報は、フロー生成後に自動的に生成されます。

• 情報の抽出: 分岐条件、変数定義、ループの条件など、重要な情報が自動的に抽出されます。
• 詳細確認: 取得が完了すると、各ノードをクリックして詳細情報を確認できます。

2回目以降の詳細取得では、変更のあったノードのみを対象に実行します。

2. フローからGASの生成

フローチャートからGASを生成することで、ノーコードのようにGASを開発できます。

1. フローチャート全体の構造がチャットに送信されます。
2. AIがフローの構造を解析し、適切なGASコードを生成します。

2回目以降のGAS生成は、変更のあったノードと現在のコードをチャットに送信することで、既存コードとの整合性を保ちながら、必要な部分のみを更新します。

3. ノードリスト機能

ノードリスト機能は、フロー内の重要なノードを一覧表示し、素早くアクセスできるようにする機能です。

ノードリストには以下の情報が表示されます。

• 最近変更されたノード
• エラーが検出されたノード
• 警告が発生しているノード

ノードリストで特定のノードをクリックすると、対象のノードにフォーカスされます。