実行モード

実行モード

最終更新
Feb 2, 2025 9:35 AM
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1. Web Appモード

Web Appモードでは、GASをウェブアプリとしてデプロイして実行します。

使用方法

  1. doPostハンドラ関数の設定
    • Webアプリ公開を前提としているため、doPost(またはdoGet)関数をスクリプトに追加してください。
    • これはリクエストパラメータを取得し、デバッグしたい関数を呼び出してレスポンスを返す役割を果たします。
    • チャットで「doPostを追加して」と言えば追加できます。
    • 例: doPost関数

      function doPost(e) {
          const params = JSON.parse(e.postData.contents);
          const result = yourFunction(params);
          return ContentService.createTextOutput(JSON.stringify(result));
      }
  2. 実行権限の付与
    • appsscript.jsonを適切に設定し、GASのGUIを使用してデプロイを更新してください。
    • GASSISTANTでは直接権限承認ができないため、必ずGoogle公式のGUIで行います。
    • この設定はGASプロジェクトごとに行うする必要があります。
  3. スクリプトプロパティの設定
    • プロジェクト設定で必要なスクリプトプロパティを登録してください(例: APIキーなど)
  4. ログの出力
    • Logger.logではログ出力されないため、ログを記録する場合スプレッドシートを利用してログを記録する必要があります。
    • const SPREADSHEET_ID = 'your_spreadsheet_id';
      const LOG_SHEET = SpreadsheetApp.openById(SPREADSHEET_ID).getSheetByName('AI Log');
      
      function recordLogToSheet(message) {
          LOG_SHEET.appendRow([new Date(), message]);
      }

2. Quick Runモード

Quick Runモードでは、スクリプトをデプロイせず、GASSISTANTが用意したCodeRunnerGASプロジェクトを介してコードを実行します。

特徴

  • 実行が高速(デプロイを省略するため、通常の2倍速く動作)
  • 権限認証を一回するだけで、全てのプロジェクトを実行できる
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設定方法

  1. CodeRunnerGASプロジェクト
    • GASSISTANT内の「設定」からCodeRunnerGASを作成します。
  2. スクリプトプロパティの設定
    • CodeRunnerGAS キーを取得してコピーしてください。
    • CodeRunnerGASのGASプロジェクトを開き、でスクリプトプロパティを開きます。
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    • プロパティ名をPUBLIC_KEY、値に先ほどコピーしたキーを貼り付けます。
  3. デプロイ
    • GASのGUIでCodeRunnerGASをデプロイしてください。
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  4. 注意事項
    • 公開鍵が漏洩した場合は、即座にキーを更新し、CodeRunnerGASを再デプロイしてください。
    • Quick Runではトリガー設定が利用できないため、必要な場合はGASのGUIから直接設定してください。

動画チュートリアル

Quick Runモードの設定方法は以下の動画をご覧ください。

⚠️ 注意: 動画内ではAPI_KEYの設定を推奨していますが、正しくはPUBLIC_KEYを使用してください。

CodeRunnerGASの中身

CodeRunnerGASの権限